【ヅカめも】宝塚ってどこで観られるの?
「宝塚ってどこで観られるの?」
ヅカヲタさんなら一度は聞かれたことがあるであろうこの質問。でもこれ、一言で答えるなら「わりとどこでも観られるよ」。
というのも、宝塚って全国ツアーを年に数回やってたりするし、最近は全国の映画館で行われるライブビューイングで楽しむなんて方法もあるんですよね(チケット取れるかどうかはまた別にして…)。
そこで、2019年3月現在、宝塚歌劇を観られる場所をまとめてみました。公演の頻度やチケット料金、チケ難度(チケットがどれだけ取りにくいか)なども主観ではありますが記載しています。
公演ごとに状況が大きく変わりますので、参考にする程度になさってください。
なお、宝塚の公演は1幕、2幕あわせて2時間半の上演時間に幕間休憩30分を含めた合計3時間を1回とするものが多いです。
目次
- 宝塚大劇場
- 東京宝塚劇場
- 宝塚バウホール
- 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
- 梅田芸術劇場メインホール
- 日本青年館ホール
- 博多座
- TBS赤坂ACTシアター
- 東京国際フォーラム ホールC
- 東急シアターオーブ
- KAAT神奈川芸術劇場
- 全国ツアー
- その他の劇場
- (番外編)ディナーショー
- (番外編)映画館でのライブ中継
- (番外編)タカラヅカ・スカイステージ
宝塚大劇場
座席数:2,550席
チケット料金:SS席12,000円、S席8,300円、A席5,500円、B席3,500円、当日B席2,000円
公演頻度:ほぼ毎日公演(水曜休演日)
チケ難度:★★ (平日なら取れるかも)
リンク:宝塚大劇場・宝塚バウホール | 宝塚歌劇公式ホームページ
なんといってもまずはここ!宝塚歌劇団の本拠地です。専用劇場ですので、大階段や銀橋、ミラーボールなどタカラヅカのエッセンスが詰め込まれた空間になっています。
5組が1ヶ月交代でほとんど切れ目なく公演しているため、「行けば何かしらやってる」のが大劇場。貸切公演でなければ当日券も必ず出ますし、比較的チケットは取りやすいかと思います(なお、1ヶ月間の公演中に、入団7年目までの若手メンバーのみで同じ演目(芝居のみ)を演じる「新人公演」が行われますが、こちらはプレミアチケットです)。
大劇場及び周辺の街並みは歌劇の町らしいメルヘ〜ンなつくりで、シャンデリアがきらめいていたり、タカラジェンヌが普通にその辺りを歩いていたり、お店にサイン入りポスターやハガキが飾られていたりとまさに「ヅカヲタの聖地」。ぜひ空気を感じに行ってみてください。
東京宝塚劇場
場所:東京都千代田区有楽町1-1-3
座席数:2,065席
チケット料金:SS席12,000円、S席8,300円、A席5,500円、B席3,500円、当日B席2,500円
公演頻度:ほぼ毎日公演(月曜休演日)
チケ難度:★★★★(かなり厳しい)
宝塚大劇場で1ヶ月上演した組・演目・キャストは、必ずそのまま2つめの本拠地「東京宝塚劇場」へ持ってきます。この2箇所での公演がセットで「本公演」と呼ばれています。劇場の構造や公演期間は大劇場とほぼ同じで、新人公演もあります。
都心に建っていることもあり、大劇場よりずっと都会的な雰囲気。仕事帰りにも立ち寄れる便利な立地のせいか、単純に人口の問題なのか、大劇場よりも格段にチケットが取りにくいのが悩みどころです。
宝塚バウホール
座席数:526席
チケット料金:全席5,000〜6,300円(5,300円が主)
公演頻度:14日間×年6回程度
チケ難度:★★★★(かなり厳しい)
リンク:宝塚大劇場・宝塚バウホール | 宝塚歌劇公式ホームページ
宝塚大劇場に併設された小劇場で、トップスター以外の主演する公演やコンサート形式の公演などが行われます。
宝塚!と言ってイメージされる大きな羽根や大階段などの演出はなく、芝居のみの公演が行われることも多いため、少し宝塚の世界に慣れた方向けですね。大劇場よりずっとコンパクトなので、演者をより近くに感じられて好き!というファンは多いです。私も大好きな劇場です。
ちなみに、宝塚歌劇の公演を行っていない期間は外部にも貸し出しされています。
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
座席数:898席
チケット料金:全席7,800〜8,800円
公演頻度:10日間×年3回程度
チケ難度:★★★(頑張ればなんとか)
若手スターの育成がメインであるバウホールより、上位のスターが主演する公演によく使用される劇場です。
梅田芸術劇場メインホール
座席数:1,905席
チケット料金:S席8,800円、A席6,000円、B席 3,000円
公演頻度:14日間×年2回程度
チケ難度:★★★(頑張ればなんとか)
トップスター主演の海外ミュージカルなど、集客が見込まれる公演で使用される大きめの劇場。ファンにとっては、年1回各組からスターが出演するビッグイベント「タカラヅカスペシャル」の会場としておなじみですね。
日本青年館ホール
場所:東京都新宿区霞ヶ丘町4-1
座席数:1,249席
チケット料金:S席6,800円、A席5,000円
公演頻度:10日間×年2回程度
チケ難度:★★★★(かなり厳しい)
リンク:日本青年館ホール
宝塚バウホール公演や梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演と同じ演目を東京で上演する際、よく使用される劇場です。
博多座
座席数:1,454席
チケット料金:A席8,800円、特B席7,800円、B席6,200円、C席4,000円
公演頻度:25日間×年1回程度
チケ難度:★★(平日なら取れるかも)
リンク:福岡の演劇専用劇場 博多座
歌舞伎上演がメインの劇場で、とても見やすく綺麗な劇場。お土産などの売店も充実していて、とても楽しく過ごせます。
TBS赤坂ACTシアター
場所:東京都港区赤坂5-3-2 赤坂サカス内
座席数:1,324席
チケット料金:S席7,800〜8,800円、A席5,000〜6,000円
公演頻度:20日間×年1,2回程度
チケ難度:★★★(頑張ればなんとか)
日本青年館ホールよりキャパ広めの東京の劇場。じっくり観たいお芝居作品などを上演することが多いです。
東京国際フォーラム ホールC
場所:東京都千代田区丸の内3-5-1
座席数:1,502席
チケット料金:S席8,800円、A席6,000円、B席3,000円
公演頻度:14日間×年1回程度
チケ難度:★★★(頑張ればなんとか)
リンク:ホールC | 東京国際フォーラム
宝塚歌劇においては、関西の梅田芸術劇場メインホールと似た扱い。1本物ミュージカルをやることが多いです。有楽町の東京宝塚劇場とはお近くの立地ですが、こちらは他にもホールがあるためかなり広々した作りですね。
東急シアターオーブ
場所:東京都渋谷区渋谷2-21-1
座席数:1,972席
チケット料金:S席8,800円、A席6,000円、B席3,000円
公演頻度:20日間×2,3年に1回程度
チケ難度:★★★(頑張ればなんとか)
リンク:https://theatre-orb.com/s/
宝塚歌劇では海外ミュージカルや二次元舞台化など、話題性の高い作品を上演している、かなりキャパ大きめの劇場です。
渋谷駅直結「渋谷ヒカリエ」の最上階にあり、お買い物やグルメも一緒に楽しめます。
KAAT神奈川芸術劇場
場所:神奈川県横浜市中区山下町281
座席数:1,200席
チケット料金:S席7,800〜8,800円、A席5,000〜6,000円
公演頻度:7日間×年1回程度
チケ難度:★★★(頑張ればなんとか)
リンク:KAAT 神奈川芸術劇場
日本青年館ホールが建て替え中で使用出来なかった期間に使われ始めました。ここ単独の公演というものは無く、梅田芸術劇場シアタードラマシティと同じ演目を続けて上演しています。
全国ツアー
場所:会場による
座席数:会場による
チケット料金:会場による
公演頻度:20日間×年3回程度
チケ難度:会場による
日本全国の劇場を回って公演します。演目も組もさまざまですが、初めての方も楽しめるようTHE 宝塚!なものを上演することが多いので、近くに来ることがあればぜひお友達と観に行っていただきたいですね。
なお、宝塚歌劇団が定期的に公演を行なっている近畿と関東では公演が少なめです。
その他の劇場
文京シビックホール、豊島区立芸術文化劇場、舞浜アンフィシアター、日本武道館など…
今年はなんと、横浜アリーナ(!!!)でのコンサートも予定されています!
(番外編)ディナーショー
チケ難度:★★★★★(存在するのか怪しい)
人気スターを中心とした5名程度が出演するディナーショーを、ホテルで不定期開催しています。関西では宝塚ホテル、関東では第一ホテル東京、パレスホテル東京など。
フレンチのフルコースが出て、その後1時間半程度のショーを観ます。お値段は25,000円前後とお高め。
(番外編)映画館でのライブ中継
チケ難度:★(会場にもよりますが、結構取れます)
公演の千秋楽など、チケットが取りにくい公演では全国の映画館でライブ中継が開催されることがあります。座席券は4,600円。今後の開催スケジュールはこちらをどうぞ。↓
(番外編)タカラヅカ・スカイステージ
ファンにとっては有り難すぎる、宝塚歌劇専用チャンネル。スカパー!や、一部ケーブルテレビで視聴できる有料放送です。
とれたての情報をタカラジェンヌが伝えてくれる「タカラヅカニュース」は毎日放送、タカラジェンヌが公演への想いを語るトーク番組やスターの素顔に迫る企画、過去の公演映像などなど…舞台を観に行く時間の余裕がない時にも、月3,000円ほどで常にタカラヅカに触れていられる…ヲタ生活には欠かせないコンテンツです。
ビギナーさんにオススメしたいのは、やはり宝塚大劇場及び東京宝塚劇場での本公演。タカラヅカならではの華やかな衣装や舞台装置、フィナーレなど、まずは押さえていただきたいところです。
宝塚や東京まで行けないよ!という方には全国ツアーをオススメ。本公演より規模は小さくなりますが、華やかなショー付きの公演をやります。運が良ければ客席降りでタカラジェンヌと触れ合うこともでき、楽しめること間違いなし!
これらを観て、タカラヅカの世界をもっと深く味わいたい!と思ったら、その他別箱の公演もチャレンジしてみてくださいね。